薄いコンパクト財布Tenuisフラップタイプはファスナータイプの上位版なのか?2つのモデルの本当の違いについて

新しく登場したモデルは、どうしても前作の上位互換と思われがちです。今回は「薄いコンパクト財布Tenuisフラップタイプは新しいからファスナータイプの上位版なのかどうか」という疑問について、設計の視点からお話しします。まず結論から言うと、新しいモデルだからといって全ての面で上位版というわけではありません。これらは優劣ではなく、設計思想や使い勝手の好みに応じた選択肢です。どちらもミニマル思想を十分に反映させた結果です。

一番大きな違いはコインポケットの構造

2つのモデルで最も異なるのは、コインケース部分の設計です。

ファスナータイプでは、ファスナーによる開閉を採用し、ポケットの真ん中に仕切り(コインディバイダー)を設けることで硬貨の偏りを防ぐ機構にしています。

一方、フラップタイプはファスナーを使っていません。ポケットの板面を蓋部分に差し込んで固定する方法を取り、ポケット自体を最初から上下2箇所に分けています。それぞれのポケットに小銭を振り分けることで、中身が完全に分散される仕組みです。

モデル ポケット開閉 硬貨偏り防止 体感面の使い勝手
ファスナータイプ ファスナー式 仕切りである程度分散 ファスナーでの開閉に慣れた人はしっくりくる
フラップタイプ 差し込み式 2カ所ポケットで完全分散 手で直感的に開閉操作ができる

 

共通する部分と今後の展開

カードを2カ所に分散して収納するツインカードスロットは、どちらのモデルにも変わらず採用しています。隠しポケットに関しては、フラップタイプで今後多少の変更を予定していますが、現時点でそこまで大きな違いはありません。

また、内側に使用している山羊革は共通です。外側の牛革については、製品の登場時期に差があるため現状のラインナップは異なりますが、今後はどちらのモデルにも多数の革種類を展開していく予定です。最終的には素材面での差は無くなる見込みです。

使い方や好みに合わせて選ぶ楽しさ

Tenuisの第1世代、第2世代からの進化を見ると、ファスナータイプ、フラップタイプはどちらも薄い財布として大きな飛躍を遂げています。

しかし、ファスナータイプ、フラップタイプの間においては、単純にどちらかが上という変化ではありません。ミニマル財布としてキャッシュレスを意識しつつも、メンズ・レディース問わずそれぞれの良さや利点があります。

二つ折り感覚で使えるコンパクト 財布、あるいはミニマリスト財布として、ご自身のライフスタイルや普段の旅行、現金の持ち歩き方に合わせて選んでいただければと思います。どちらのモデルも一粒万倍日などの節目に新調される方が多く、根強い人気があります。今後も両者の良さを維持しつつ、更なる改良を加えていきたいと考えています。


Tenuisファスナータイプ
https://solahanpu.com/products/tenuis-zipper

Tenuisフラップタイプ
https://solahanpu.com/products/tenuis-flap

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