数年ぶりについに復活した薄いコンパクト財布Tenuisファスナータイプ(旧第3世代)帆布版ですが、ただ単に当時のモデルをそのまま再生産したわけではありません。これまで皆様からいただいたお声や、その後のモデルでの経験をもとに、いくつかの重要な改善と変更を施しています。

↑旧モデル
↑新モデル
今回はその中から、この財布の利便性を大きく左右する「隠しポケットの形状の変更」についてお話しします。
痒い所に手が届く、容量の拡張
ミニマルなコンパクト財布を選ぼうとするとき、多くの方が「薄くて小さいのはいいけれど、カードや小銭がパンパンになって使いにくいのではないか」「レシートやどうしても持ち歩きたい小物が収まらず、後悔するのではないか」という不安を抱かれます。
Tenuisがその悩みを解決するためにこだわっているのが、外見からは見えない「隠しポケット」の存在です。
当時のモデルでは、隠しポケットの構成は「一つが鍵用の小さなスロット、もう一つがカード用の大きめのポケット」という仕様でした。しかし、その2年後に登場した革版の設計を今回の帆布版にもフィードバックし、ポケットの形状を大幅に拡張しています。
新しい帆布版では、2つの隠しポケットの双方に「カードも鍵も入る設計」を採用しました。これにより、財布全体の薄さを保ったまま、収納の容量が大幅にアップしています。
鍵スロットが「4本分」ある本当の理由
鍵を差し込めるスロットは合計で4本分ご用意しています。 これを聞いて「そんなにたくさんの鍵は持ち歩かない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この設計の本質は「たくさん入れること」だけではなく、持ち歩く本数が少ない場合にも大きなメリットをもたらします。
例えば、持ち歩く鍵が2本だけだったとしても、それを財布の「左右(表裏)のどちらの面に配置するか」によって、日々の使いやすさに影響します。
「片方のポケットにはカードを入れているから、ぶつかりを防ぐために反対側に鍵を入れる」 「小銭が多くなって厚みが出そうな側を避けて、すっきりしている反対側に鍵を逃がす」
このように、その時々の収納状況やご自身の利き手、よく使うポケットの位置(ズボンの跡が気にならない位置など)に応じて、鍵の配置を自由に変えられる柔軟性こそが、この4本分のスロットが持つ本当の強みです。
一度使うと、戻れなくなる利便性
私たちスタッフも、この隠しポケットがあるモデルを長年愛用しています。 実際に使っていて身に染みて感じるのは、一度この「隠しポケットのある暮らし」に慣れてしまうと、たまにポケットのない他の財布を使った際、驚くほど不便に感じてしまうということです。
定位置が決まっていない鍵が小銭入れの中でジャラジャラと音を立てたり、薄さを売りにした財布が特定の小物のせいで不格好に膨らんでしまったりするストレス。それらをすべて内側に美しくしまえる構造は、小さな差に見えて、毎日使う道具としては決定的な違いとなります。
薄さというミニマリズムを追求しながらも、現実の使いやすさを決して諦めない。 新しくなったTenuisの隠しポケットの使い心地を、ぜひご自身のポケットで体感してみてください。
Tenuisファスナータイプ(※旧Tenuis第3世代) 帆布版 (7年ぶり復活!)
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