なぜTenuisは他の薄い財布と違う構造なのか?その理由と歴史。

多くの薄い財布と違い、Tenuisはその先にある「分散」を極めた

世の中には、カードとコインを重ねない事で厚みを抑える構造の財布が数多く存在します。私たちの別モデル「Tynd(ティンド)」もその一つです。しかし、Tenuis(テニュイス)が歩んでいるのは、それとは全く別の進化系統です。

Tenuis TL 究極の薄い革財布

Tenuisがたどり着いた答えは、異なるものの重なりを避けること以上に、**コインやカード同士の「重なりを徹底的に分散させること」**でした。

1. 空間を使い切る「分散のパズル」

一般的な財布は、カードが積み重なり、コインが一箇所に固まります。これではどれだけ素材を薄くしても、中身を入れた瞬間にそこだけがボコりと膨らんでしまいます。

Tenuisは、カードポケットの位置やコインの収納スペースを、財布全体の最低限の面積に対して存分活用できる配置をしています 「一点に厚みを集中させない」というこの分散思想により、中身が詰まっていても財布全体がフラットな状態を保ちます。これが、手に取った瞬間に感じる「見た目以上の薄さ」の正体です。

2. 「薄い財布=中身が入らない」という常識を疑う

多くの薄い財布は、薄さを保つために「カードは6枚まで」「小銭は10枚まで」といった厳しい容量制限をユーザーに課します。しかし現実はそうはいきません。急に増えるお釣り、溜まっていくレシート、たまにしか使わないけれど持っておきたい予備のカード等。

Tenuisの凄みは、その**「一時的な増量」を優しく受け入れる懐の深さ**にあります。

  • 隠しポケットの恩恵: 普段使わないカードや予備の名刺は、デッドスペースを活かした隠しポケットへ。

  • 溢れない小銭入れ: 元々容量のあるコインスペースとうまく分散させる仕組みにより一時的に小銭が増えても安心。

「薄さを維持するために中身を捨てる」のではなく、「たくさん入れた状態でも、効率よく薄く保つ」。これがTenuisの設計思想です。

10年の歴史が証明する「使い勝手」の最適解

この構造は、一朝一夕で生まれたものではありません。 帆布から始まり、イタリアンレザーへと素材を進化させてきた10年の歴史。その中でユーザーから寄せられた「もう少しカードを入れたい」「レシートをサッと入れたい」というリアルな声を、独自の分散構造に落とし込んできました。

Tenuis第3世代、第4世代へと受け継がれてきたこの形は、ストイックなミニマリズムへの回答ではなく、**「現実的な使いやすさと薄さの最高値」**を探し続けた結果なのです。

結論:自由を奪わない「薄さ」をその手に

「薄い財布を使いたいけれど、収納力も妥協したくない」 そんな欲張りな願いを叶えるために、Tenuisは他のどの財布とも違う、複雑で緻密な構造を選びました。

容量制限に縛られず、自分のライフスタイルに合わせて使いこなせる。Tenuisが10年以上愛され続けている理由は、この「自由度の高い薄さ」にあるのだと確信しています。

Tenuis第3世代
https://solahanpu.com/products/tenuis-third

Tenuis第4世代
https://solahanpu.com/products/tenuis-fourth

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