薄い財布の厚みを物理的に消すカードとコインを「重ねない」仕組み

カードとコインを「重ねない」のは既に多くあるアイデア、Tyndが追求したのはその先の「動き」です。

「カードとコインを横に並べて、厚みを抑える」 このアイデア自体は、薄い財布の世界では既に珍しいものではありません。しかし使いやすさという点ではどのメーカーが良いか、選択肢が更に枝分かれするところでは無いでしょうか?

・1列に並べた小銭が落ちやすい、軽く閉まる蓋が何か不安
・横向きに入れるカードポケット、枚数が少ない時は落ちそうになる

Tynd(ティンド)が目指したのは、そんな「薄さのための我慢」を終わらせることでした。

1. 「折る」動作が、そのまま「開く」合図になる

Tyndのコインポケットを見て驚かれる方がいます。ボタンもファスナーもない割りにしっかりと閉まる蓋がコインを落とさないからです。そして「財布を折り曲げる」という日常の何気ない動作と連動させることで解決しました。

財布を手に取り自然に少し曲げる。その力だけで、ポケットの口がパカっと自動的に開く。 これはカードとコインをただ並べただけでは不可能な、Tyndオリジナルの設計です。ボタンを外す一手間を省きながら薄さを維持する。この「動作のショートカット」こそが、私たちが発明したかったものです。

2. 「1枚」でも「5枚」でも、変わらない安心感

このもう一つの悩みはカードポケットの落ちやすさでした。他メーカーの口コミでは枚数が少ない時にカードが落ちるという意見が少なくなく、これをどう解決するか悩みました。最終的には財布を二つ折りにしたときにカードポケットが閉じられる様にする機構にしました。しかし財布を開けた時にまだ不安が残る時の為に、カード落ち防止の隠し蓋がある点も見逃せません。

設計図を「書き直す」ということ

既にある各ポケットが重ならない構造ですがその中身は全くの別物です。 カードとコインの境界線、わずか数mmの配置ミスで、この「連動」は死んでしまいます。何度も試作を重ね、実際に手で折り曲げてみて、帆布や革という素材の特性を把握したうえでやっと完成しました。

重ねない構造は薄くするためのスタートラインに過ぎません。 その先にある曲げるという単純な日常動作だけで開けられるコインポケットや、枚数が少なくても落ちないカードポケット等、既存のアイデアに、独自の「ひねり」を加えることで、Tyndは単なる薄い財布から、手放せない「道具」へと進化したのです。

Tynd もう一つの薄い財布
https://solahanpu.com/products/tynd-cv

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