Tenuisで振り返る、薄い財布・ミニ財布市場の10年

初代Tenuisの登場から、気づけば10年が経ちました。ここまで止まらずに進んできた感覚がありますが、あらためて少し後ろを振り返ってみたいと思います。

2016年から2018年頃、Tenuis第1世代・第2世代の時期は、今のように「薄い財布」「ミニ財布」「コンパクト財布」といったジャンル自体がここまで一般的ではなく、当時は選択肢もまだ少なく、いわゆるミニマリスト財布としての認知も現在ほど広がっていなかった記憶があります。

その後、Tenuis第3世代でクラウドファンディングにて約4,400万円のご支援をいただいた頃から、薄型財布、ミニ財布、コンパクト財布の市場が一気に熱を帯びてきたと記憶しています。それをきっかけに、実力のあるメーカーのミニ財布やコンパクトウォレットも次々と登場し、財布の薄さや収納効率、カード収納やコイン収納の構造において競争が進んでいきました。

そして2026年現在、このコンパクト財布・ミニ財布の業界はある程度成熟してきた段階に入っているように感じています。当時は珍しかった「薄い財布」の構造や設計も、今ではさまざまなメーカーが取り入れており、新規性だけでの差別化は難しくなってきています。特にミニマリスト志向のユーザーに向けた財布や、厚さ〇〇㎜といった数値訴求も一般的になってきました。

とはいえ、このミニ財布・コンパクト財布市場が盛り上がり始めた頃から現在まで、幅広く支持されているメーカーは、やはりそれだけ優れた製品を世に出してきた結果だと思います。財布の使いやすさ、耐久性、素材選びといった基本的な部分の積み重ねが評価されているのだと感じています。その点について率直に敬意を持っていますし、自分たちとしても学ぶべき部分が多いと感じています。

他メーカーと比べて自社のほうがいかに優れているかを強調するのではなく、良い部分はしっかりと認めた上で、SOLAHANPUとして提供できる「独自の価値」を磨いていきたいと考えています。薄い財布やコンパクト財布というカテゴリの中でも、単に小さい・薄いだけではなく、実際の使用シーンでの取り出しやすさや収納のしやすさといった体験をどう作るかが重要になってきています。

また、自社製品の中においても、これまでのモデルに頼るだけではなく、薄いミニ財布やコンパクト財布の派生形、さらにはミニマリスト財布として本当に必要とされる要素を改めて見直しながら、今後も製品価値を高めていきたいと思っています。

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