6年ぶり再登場の薄いコンパクト財布Tenuis3帆布版、当時からのカードポケット調整

6年ぶり生産のTenuis3 帆布版、販売数だけで言えばSOLAHANPU史上NO1です。帆布ならではの軽さと扱いやすさを備えたコンパクト財布です。

今回のTenuis3帆布版は、2019年当時の仕様をそのまま再現したものではありません。その後の革版生産で積み重ねた改善点とここ数年の改善点も反映し、より完成度を高めた仕様になっています。見た目は大きく変えず、使い心地を細かく見直した薄い財布です。

その中でも分かりやすい変更点が、カードポケット寸法の見直しです。

一般的なカードサイズは約54×86㎜と言われています。初期のTenuis3帆布版、そして革版初期モデルでは、カードを並列に2枚収納する構造に合わせ、54㎜+54㎜=108㎜に対して、わずか2㎜の余裕を加えた110㎜で設計していました。

当時は理論上問題のない数値と判断していましたが、実際の財布づくりでは数値だけでは見えない要素があります。山羊革のわずかな折り曲げ差、縫製位置、個体差による素材厚みなどにより、カード出し入れ感は変化します。

さらに山羊革は柔らかく伸縮性に優れる一方、長く使用する中で汗や湿気を吸い込み、わずかに収縮することがあります。こうした条件が重なると、初期仕様ではカードポケットがきつく感じられる場合もありました。

そこで2023年生産分以降は、カードポケット幅にさらに2㎜の余裕を追加。カードの出し入れをよりスムーズにしながら、しっかり保持できるバランスへ改善しています。

わずか2㎜と思われるかもしれませんが、薄い財布やミニ財布、コンパクト財布ではこの差が日々の使用感に大きく影響します。限られた厚みの中で快適性を高めるには、内部寸法の調整が重要です。

今回のTenuis3帆布版にも、この改善後の仕様を採用しています。2019年当時の初期版をご使用いただいた方なら、カードの出し入れや全体の扱いやすさに違いを感じていただけると思います。

薄い財布としての設計思想はそのままに、細部は着実に進化しています。6年ぶりに復活したTenuis3帆布版をぜひご覧ください。

薄いコンパクト財布Tenuis第3世代帆布版
https://solahanpu.com/products/tenuis-third-canvas?from=article

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