【ミニマル財布関連記事】かさばる紙と、デジタル時代の持ち物の選び方

「レシートで財布がパンパンになる」という表現はミニマル財布を紹介する時によく使われる言葉ですが、今回は少し視点を変えて私たちのライフスタイルを取り巻く「紙」そのものの存在について考えてみたいと思います。

現代はあらゆるお店での買い物やそれ以外の日常の場面において、1度しか使わないような紙の印刷物が多くあふれかえっている環境です。クーポン、明細書、領収書など、至る所で紙が手渡されます。これらをすべて丁寧に財布やかばんの中に溜めていくと、どれほど収納力のある道具であってもすぐに容量を超えてしまいます。

本当に必要な物だけを厳選して保管し、それ以外は手元に残さないという概念的なアプローチ、これは、単に「財布を小さくする」という技術的な話ではなく、持ち物に対する意識そのものをアップデートすることを意味します。

例えば、店舗で買い物をした際、レシートと一緒にクレジットカードの支払い控え(売上票)のようなものまで同時に出てくることがあります。しかし今の時代、クレジットカードや電子決済、スマホ決済のほとんどは、オンラインの利用明細やアプリなどの電子媒体で瞬時に記録を確認できる仕組みが整っています。

支払いに電子決済を中心として使っているライフスタイルであれば、敢えて紙媒体の記録を何枚も持ち歩く必要はなく、ある程度はスマートに減らしていくことが可能です。また、どうしても現金払いでしか対応できないお店であったとしても、その場でスマホのカメラを使ってレシートの写真を撮るなどすれば、家計簿アプリや画像データとして十分に確実な記録を残せます。

もちろん、「紙という物質の質感が好きだ」「手元に紙で残っている方が安心する」という意見も当然あると思いますが、地球の資源保護や環境配慮という面から客観的に見ても、デジタルで代用して減らせるところは積極的に減らしていった方が、より合理的ではないかと感じます。

こうした身の回りの整理や、1枚の紙の受け取り方にまで一人一人がミニマリズムの意識を持つこと。それは、自分の財布やカバンの中身をすっきりとミニマルに保つだけでなく、巡り巡って社会や環境全体にも、少しずついい影響を及ぼしていくきっかけになるのかもしれません。

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