薄さだけじゃないミニ財布|素材の進化で変わった使いやすさの理由

プロダクトデザインにおいて、新しい素材に挑戦することは常にリスクを伴います。Tenuis1で採用したタイベックは、薄い財布としては非常に珍しい素材でした。続く第2世代のプラスチック系素材も、ミニマリズムを追求した挑戦の一つです。


■ 素材ごとにあった課題

実際に使ってみることで、それぞれの素材の特徴と課題が見えてきました。

・タイベック:非常に薄く破れにくいが、使うほどにシワや折れ跡が目立つ
・プラスチック系素材:丈夫で形状維持に優れるが、手に馴染みにくい

どちらも「薄さ」という点では優れていましたが、長く使う道具としては課題が残りました。


■ 山羊革という選択

現在のTenuisファスナータイプ、フラップタイプ、Tyndの内装に採用されているのが山羊革です。

・薄くしても強度が落ちにくい
・引裂き強度、引張強度が高い
・柔軟性と伸縮性がある
・手に自然に馴染む質感

これらの特性により、薄さと使いやすさを両立できる素材として最適な選択となりました。


■ 「使いやすさ」まで含めたミニ財布へ

素材の進化は、そのまま使い心地の変化につながっています。

・薄いだけでなく扱いやすい
・長時間使っても違和感がない
・日常で自然に使い続けられる

現在は「薄い」というスペックだけでなく、「手に馴染む」「使いやすい」という要素が重視されています。


■ 素材の変化=改良の積み重ね

これまでの素材変更は単なる試行錯誤ではなく、実際の使用感から生まれた改善の積み重ねです。

・使いにくさの解消
・耐久性の向上
・快適さの追求

その結果として、現在のバランスにたどり着いています。


■ 実際の製品を見る

現在の素材と構造のバランスは、実際の製品でより具体的に感じることができます。

Tynd 小型薄型財布
https://solahanpu.com/products/tynd-cv?from=article

薄いコンパクト財布Tenuisファスナータイプ
https://solahanpu.com/products/tenuis-zipper

薄いコンパクト財布Tenuisフラップタイプ
https://solahanpu.com/products/tenuis-flap

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